前回はブレイシングの材料の話を書きましたが今日はそれに付随する話。
トップやバックの材料+ブレイシングの材料、形状。これだけでも組み合わせは無限です。
いやいや、これは目に見える部分でしかありません。
製作においてかなり重要なのがこの目に見えない部分。
数十年前のギターをリペアする機会もあるんですけど、最初に書いたトップやブレイシングの形状、材料は見たり計測したりできるんですね。
最新機材とか使えば更に詳しく調べる事もできるでしょう。
しかし、どの様な工程で作られたのか、どんな治具、工具、道具を使って作られたのかというのは想像するしかありません。
過去、さまざまな製作者が図面を起こしてコピーをしても同じ物ができないというのはこういう部分だと思いますね。
それに気付いたお話はまた次回に。
\( ´ω` )/

