2016年01月31日

ブレスワーク其の二

前回はブレイシングの材料の話を書きましたが今日はそれに付随する話。

トップやバックの材料+ブレイシングの材料、形状。これだけでも組み合わせは無限です。

いやいや、これは目に見える部分でしかありません。
製作においてかなり重要なのがこの目に見えない部分。

数十年前のギターをリペアする機会もあるんですけど、最初に書いたトップやブレイシングの形状、材料は見たり計測したりできるんですね。
最新機材とか使えば更に詳しく調べる事もできるでしょう。

しかし、どの様な工程で作られたのか、どんな治具、工具、道具を使って作られたのかというのは想像するしかありません。
過去、さまざまな製作者が図面を起こしてコピーをしても同じ物ができないというのはこういう部分だと思いますね。

それに気付いたお話はまた次回に。


\( ´ω` )/






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posted by ベフブロ at 10:41| Comment(0) | ハンドメイド

2016年01月28日

ブレスワーク

ちーす。
ではでは、製作状況など書いていきます。

今回製作してるのは、homie。

トップ板が変っていて"チリ杉"。

俺も初めてつかいますw

杉と言うからには軟らかくて貧弱かと思いきや…

硬っっ!!

板目ではあるんですけど反る事も無くなかなか優秀。

んで、本題のブレイシングはMタイプ。

 Mタイプを選択する時はわりとまろやかな音を作りたい時です。

ブレイシングを特定する時は、ネックが付く側から1番、Xブレスを2番、ブリッジ下を3番、4番、左右の短いのを上から5番、6番と呼びます

どういう音を作りたいかでそれぞれのブレイシングの形状や削り方で調整します。

普通、メーカー製のギターってのは表面上(見た目)の材料違いを大きく扱うんですけどね、実際は見えないブレイシングが超大切!

結局トップとサイドバックの材料違いなだけですもんね。

トップ、サイドバックの能力を最大に引きすのには上で書いたブレイシングの形状だけではなく、ブレイシングの材料も重要ですわ。

安いギターの中身なんてゾワッとしますよ。(笑)

ベニア使ってたり、かなり粗悪な材料使ってたり。

いちおうウチではシトカスプルース、ジャーマンスプルース、マホガニー、ローズウッド、それらの組み合わせで目指す音を作っとります!



長くなったので

続く!!(笑)
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posted by ベフブロ at 12:20| Comment(0) | アコギ

2016年01月27日

再再々回

えー
2016年になっておりまする。

忙しさにかまけてブログも放置しておりましたがまたぼっちらぼっちら書いてみようかと。

HPの方も引っ越ししまして(KDDIさんの契約変更で引き継ぎが出来なかった)←いいわけw

更に頑張っていこうかと思います。

ブログもですね、結局製作のブログなので一定のスパンで同じ事の繰り返しになっちゃう訳ですよ。
そうそう変わった事も起きないし。
あと、個人情報的なのもおっかないので個人のお客様の事を書くのも躊躇したり。

俺の個人情報書いても

( ゚д゚)、ケッ

って感じじゃないですか?(笑)

鼻毛に白髪が出た!(๑´ω`๑)

なんてダメでしょ?(笑)

まぁ、ここはまっさらな板なので製作状況もまた書きます。


ではでは。

宜しくお願い申し上げます!

(๑•ㅂ•)و✧


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posted by ベフブロ at 14:02| Comment(0) | アコギ