ちょっと作業が遅れがちでブログも滞る。と。(笑)
さてさて、その遅れてる作業の件。
ブレイシング作ったとこまで書きましたね。
そのブレイシングを接着。

おっと、わすれてた。
バック板にはラウンド(アーチ)がついてますよね。
ブレイシングにもラウンドを付けて削ってます。
ネック側から1〜4番なんですけど、それぞれラウンドのカーブは変えてます。
同じカーブだと出来上がるラウンドは球状のアーチでなくカマボコ状のアーチに。
まぁこの辺はいろいろあるのでまた今度ー。(笑)
接着にあたってのこだわりは接着面。
量産で製作する場合ブレイシングも大量に作りますよね。
その時、木工機器で製作する為にほとんどの面は切削です。
電気鉋とかルーターですね。
切削面だけ見ると先日書いた手鉋のように美しいのですけど木目とか無関係に綺麗になってしまう。
凄い綺麗なのに強度的に劣るとかね。
当然接着面もツルツルで綺麗。
しかし、接着となると話は別で、接着剤のアンカー効果を出すために接着面はペーパー傷を付けて木に接着剤が食いつく様にしときます。
量産ではね、なかなか面倒くさい事はできませんよね。
ウチにもブレイシング剥がれのリペアがよーくきます(笑)
あ、ウチのギターはないです。他社製品。
接着面のペーパー加工するだけでこの不安が取り除かれるのでやってます。
こういう所も外から見えない作業ってやつですな!